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台湾で見られているサイトランキングをで分析|SNS・EC・traffic shareから見るマーケティング戦略

2026 5/30
台湾進出
2026-05-30
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台湾向けに商品を売りたい、認知を広げたい、問い合わせを増やしたい。そういう時にまず見ておいた方がいいのが、「台湾で実際にどのサイトが見られているのか」です。なんとなくInstagramが良さそう、Shopeeが強そう、という感覚ももちろん大事なのですが、やはり実際にトラフィックが集まっている場所を見てから判断した方が、施策の精度は上がります。

今回は、台湾のサイトランキングを全体・SNS・ECの3つに分けて整理しながら、台湾でマーケティングをするならどこを優先して押さえるべきかをまとめます。

なお、本文中の順位は2026/05/30[Similar web]の公開ランキングページを確認しています。

目次

traffic shareとは何か

最初にここだけは整理しておきたいのですが、Similarwebで出てくるtraffic shareは人口比率ではありません。台湾人口のうち何%がそのサイトを使っているかではなく、台湾全体、または対象カテゴリ全体で発生しているトラフィックを100とした時に、そのサイトがどれだけの比率を占めているかを見る相対指標です。

なので、たとえばSNSカテゴリでFacebookのtraffic shareが29.71%だったとしても、「台湾人の29.71%がFacebookだけを使っている」という意味ではなく、台湾のSNSカテゴリ全体のトラフィックの中でFacebookがそれだけ強い、という見方になります。

websiteのtraffic shareは「特定サイトへのトラフィック ÷ 競合セット全体の総トラフィック」で計算されると説明されています。要するに、人数ではなく、どこにアクセスが集まっているかを見るための指標です。媒体選定をする時も、この考え方の方が実務ではかなり使いやすいです。

台湾で見られているサイトランキングの全体像

まず台湾全体のランキングを見ると、Google、YouTube、Facebook、Yahoo、Instagramが上位に並び、やはり検索・動画・SNSが強い市場だと分かります。さらにTOP10まで広げると、gamer.com.tw、Threads、Gemini、Shopee、Wikipediaまで入ってきます。

個人的には、Shopeeが全体TOP10に入っているあたり、台湾ではECがかなり日常導線に近いと改めて感じますし、Threadsが入っているのも今のSNS環境をよく表しているなと思います。

順位サイトカテゴリーTraffic Share
1google.comSearch Engines16.80%
2youtube.comTV Movies and Streaming6.80%
3facebook.comSocial Networks and Online Communities3.47%
4yahoo.comNews and Media2.29%
5instagram.comSocial Networks and Online Communities1.58%
6gamer.com.twVideo Games Consoles and Accessories1.39%
7threads.comSocial Networks and Online Communities1.16%
8geminiAI Chatbots and Tools0.98%
9shopee.twMarketplace0.87%
10wikipedia.orgDictionaries and Encyclopedias0.84%

上位サイトから分かること

Googleが16.80%、YouTubeが6.80%と、まず検索と動画がかなり強いです。台湾向けに集客するなら、SEO、Google広告、YouTube活用はやはり無視しにくいです。

そのうえでFacebook、Instagram、Threadsが全体TOP10に入っているので、SNSも日常接点としてかなり強いです。さらにShopeeが全体9位というのは、台湾ではECが単なる購入場所ではなく、普通に見られる強い接点のひとつだということなので、販促設計でもかなり重要です。

台湾の主要SNSランキング

次にSNSカテゴリを見てみます。ここは台湾向けマーケティングを考える上でかなり重要で、TOP10はFacebook、Instagram、Threads、PTT、Dcard、LINE、X、Reddit、happymh、Discordという並びでした。

Facebookが29.71%とかなり強く、Instagramが13.57%、Threadsが9.93%で続いています。TOP3だけでもかなり大きな比率を占めているので、台湾でSNS施策を考えるなら、まずMETA系を主軸に考えるのはかなり自然です。

台湾のSNS上位10サイト

順位サイトカテゴリーTraffic Share
1facebook.comSocial Networks and Online Communities29.71%
2instagram.comSocial Networks and Online Communities13.57%
3threads.comSocial Networks and Online Communities9.93%
4ptt.ccSocial Networks and Online Communities6.39%
5dcard.twSocial Networks and Online Communities6.24%
6line.meSocial Networks and Online Communities5.21%
7x.comSocial Networks and Online Communities5.15%
8reddit.comSocial Networks and Online Communities2.50%
9happymh.comSocial Networks and Online Communities2.17%
10discord.comSocial Networks and Online Communities1.49%

FacebookとInstagramはやはり主戦場

Facebookが29.71%、Instagramが13.57%なので、この2媒体だけでもSNSカテゴリ内でかなり大きな割合を占めています。日本ではInstagram中心に見られがちですが、台湾ではFacebookもかなり強いです。なので台湾向けのMETA広告を考える時も、Instagramだけに寄せるより、Facebook面も含めて設計した方が自然です。

Threads、PTT、Dcard、LINEも見逃せない

個人的に面白いのは、Threadsが9.93%まで伸びていることと、PTTが6.39%、Dcardが6.24%で続いている点です。台湾はやはり、広告を打つだけで終わりではなく、コミュニティの空気や口コミの流れもかなり重要です。さらにLINEが5.21%あるので、SNS、コミュニティ、メッセージ接点を別物として切り分けるより、導線としてまとめて考えた方が実務的には強いと思います。

台湾の主要ECランキング

次にECカテゴリです。TOP10はShopee、momo、Coupang、7-11、books.com.tw、Taobao、Ruten、Costco、Amazon、tixcraftという並びでした。Shopeeが16.79%、momoが9.37%と、この2つがかなり大きな接点になっています。越境ECや台湾販売の話になると、まずShopeeの名前が出るのは実感としても自然ですが、こうして数字で見るとやはり強いですし、momoもかなり重要だと分かります。

台湾のEC上位10サイト

順位サイトカテゴリーTraffic Share
1shopee.twMarketplace16.79%
2momoshop.com.twMarketplace9.37%
3coupang.comEcommerce and Shopping – Other4.05%
47-11.com.twEcommerce and Shopping – Other3.98%
5books.com.twEcommerce and Shopping – Other2.86%
6taobao.comMarketplace2.82%
7ruten.com.twMarketplace2.50%
8costco.com.twEcommerce and Shopping – Other1.60%
9amazon.comMarketplace1.46%
10tixcraft.comTickets1.28%

Shopeeとmomoはまず押さえたい

Shopeeが16.79%、momoが9.37%なので、台湾でEC販売をするならこの2つはかなり重要です。特にShopeeは台湾全体ランキングでもTOP10入りしていたので、単なるECモールというより、ユーザーが普通に触れている強い導線のひとつと考えた方がいいです。台湾向けに販路を作る時、自社ECをゼロから育てる前に、まずこうした既存接点を使う方が現実的です。

9位のamazon.comはアメリカのサイトのことで、日本のamazon.co.jpは23位、台湾に進出している楽天のランキングは20位で台湾で野球チームのスポンサーにもなっているにも関わらず、ちょっと順位が低いなって思いますね。

昔からMOMOやPChomeが強くて、外資のECが入るのはなかなか難しいといわれてたのですが、シンガポールのshopee、韓国のcoupang、中国大陸のタオバオが上位10位に入ってきてるのを考えると、楽天はおそらくローカル化ができてないんだろうなと思ってます。次回楽天に焦点あててリサーチしてみたいと思います。

生活導線に近いECサービスも強い

7-11.com.twやcostco.com.twのように、生活に近いブランドが上位に入っているのを見ると、台湾のECは単なる通販サイト同士の勝負ではなく、生活インフラや日常導線に近いサービスが強い市場だと分かります。TaobaoやAmazonも入っていますが、台湾現地で強い接点を持つプレイヤーをどう活用するかの方が、実務ではかなり重要です。

台湾でマーケティングするなら上位SNS媒体やECを使った方がいい理由

ここまで全体・SNS・ECのTOP10を並べてみると、結論はかなりシンプルです。台湾でマーケティングをするなら、すでにトラフィックが集まっている上位のSNS媒体やECを使った方が、多くにリーチしやすいです。Google、YouTube、Facebook、Instagram、Threads、Shopee、momoといった強い接点を無視して、いきなり自社だけで集客を完結させようとするのは、やはり少し遠回りです。もちろん最終的には自社資産を育てるべきですが、最初の認知や販売導線は、先に人が集まっている場所を使う方が自然です。

認知・比較検討・販売で役割を分けると考えやすい

実務で考えるなら、認知はGoogle、YouTube、Facebook、Instagram、Threads、比較検討や口コミの確認はPTT・Dcard・LINE、販売導線はShopeeやmomo、といったように役割を分けて考えるとかなり整理しやすいです。この分け方をしておくと、「何をどこで伝えるか」が見えやすくなりますし、広告だけに頼らず、検索やコミュニティも含めた立体的な設計ができます。

日本企業が台湾向け施策で見落としやすいこと

日本企業の台湾向け支援を見ていると、「まずホームページを作る」「まずSNS運用を始める」で止まりがちなことがあります。ただ、先に考えたいのはやはり、台湾の人が今どこにいるのかです。そこを見ずに運用だけ始めると、あとから媒体選定の修正が必要になります。今回のランキングを見る限り、台湾ではGoogle、YouTube、Facebook、Instagram、Threads、Shopee、momoあたりがかなり分かりやすい主要接点です。まずはそこを前提に組み立てた方が、かなり無理がありません。

まとめ

今回、Similarwebの台湾向けデータを全体・SNS・ECで見てみると、全体ではGoogle、YouTube、Facebook、Yahoo、Instagram、SNSではFacebook、Instagram、Threads、PTT、Dcard、ECではShopee、momoが特に強いという構図がかなりはっきり見えました。traffic shareは人口比率ではなく、台湾全体またはカテゴリ全体のトラフィックを100とした相対比率です。この見方を持っておくと、「台湾でマーケティングするなら、上位のSNS媒体やECを利用した方が多くにリーチしやすい」という結論にもかなり納得感が出てきます。

台湾向けの販路開拓や越境EC、META広告、SEO、SNS運用を考える時は、感覚で媒体を選ぶより、こうしたランキングやtraffic shareの見方を起点にした方がやはり強いです。どこに人がいるか、どこで比較されるか、どこで買われるか。この順番で組み立てるだけでも、かなり施策がぶれにくくなります。

台湾進出

この記事を書いた人

Tommyのアバター Tommy

多蜜創意商貿工坊(Tommy's factory)
代表 大野 亨
浙江省で営業を始め、貿易及び物流事業/飲食/システム5年、台湾では2年新規事業立上げでEC/クラウドファンディング/WEB広告/通訳翻訳/営業を経て独立。大陸、台湾、日本と経験をもとにコンサルを行っています。

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